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青井サイベル
青井サイベル
novelistID. 59033
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インタビュー

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地下への階段を降りるうち
別人になってる
それとも太陽が地平線の反対側に
降りてったからか
彼ら、彼女ら、影絵
緑色の樹も数列も忘れた


何を、何を見ている?
何を、何を聞いている?


修正しては一つに絞り込む
拡散して
もうあと100の目
光が砂嵐のようで今にも流されてしまいそうだ


この手に触れてる手は誰の?


真っ直ぐ立つように心がけて
セキレイみたいに飛び交う
電気を感じて、いる


彼女はまた愚痴ってる、彼はまた調子に乗ってる
ふてぶてしく詰め寄ったり
ドライな奴を装ってするりと逃げたり


ワインセラー、図書館
すごい、あの恰好
ハードボイルド小説?読まないよ
最近なまっちゃって
あなたと会えてよかった
こんなのもうイヤ
明日早いからもう帰るよ
薄笑いの回路
脚、疲れちゃった
一つのことって何?


これどこで買ったの?
ファインダー
はるかな峰の彼方
ペントハウス、蠅の群れ、いにしえの
 神々の凱旋


見失わずに
生きて帰りたい
明日の日の出には
作品名:インタビュー 作家名:青井サイベル