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いろはにほへと
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novelistID. 59230
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おばさんになるのも悪くない

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わたしは、りっぱなおばさん。
でも、悪くないなぁと思うこともある。

かなり遡るけど、小学生の頃
私の胸囲がクラス中に、ある男子に
よって発表された。
私は、いわゆる凹凸の少ない体型。
かなりのコンプレックスをもっていた。
顔から火の出る思いをした。

中学。
地元の中学ではないところに行った。
やはり、同じようなことが起きた。
怒り。

高校。
発表はされないが、やはり
凹凸の無さをからかわれる。

大学。
凹凸は言われなかったが、毛深いと
男子から言われた。
女子は、言わない。

そんな事を言われるたびに、私は
思った。
あんた達に迷惑をかけているわけじゃあ
ないでしょ。
放っておいてよ!

結婚し、子どもに恵まれ、おばさんに
なった今、もう誰からも体型をからかわ
れる事はなくなった。
やれやれ。
おばさんになるって、結構いいかも。
と、しみじみ思う今日この頃。