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Human Fresh Restaurant

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夏川 司(なつかわ つかさ)…24歳のOL。どこにでもいる普通のOL。近くにできたレストランに通い始める。
レストランの店員…レストラン「H flesh」(エイチ フレッシュ)の店員 いつもと微笑んでいる(入退場が多い)
三月 久留麻(みつき くるま)…店にいた客 行方不明になる(台詞無し)
テレビアナウンサー…声のみ(三月役がする)

      ☆男女ともに可です。名前や言い方をかえてください。★

【店員が一人立っている】
店員:いらっしゃいませ。今宵は我が店、「H flesh」にお越し下さりありがとうございます。今日はどのような料理をお望みですか?…オススメ料理でよろしいですね、かしこまりました。それではすぐにお持ちいたします。

【一度退場 お皿を持って登場】

店員:お待たせいたしました、こちらが我がレストランのオススメ料理でございます。食材ですか?それは食べて当ててみて下さい…。
【暗転】



【店の看板が置いてある】
夏川:あーやっと家の近くまで来た…、本当にうちの会社とうちのアパート遠すぎるわよ…。あれ、こんな店あったかな?最近まで空き家だった気がするんだけどな。えーっと、えいち…ふ…ふー…。
店員:フレッシュですよ。
夏川:きゃっ!び、吃驚した…。
店員:驚かせて申し訳ございません。それはそうと当店に興味がおありですか?
夏川:え、あ、いやいつのまにこんなおしゃれなレストランができたのかなーって思ってて。最近まで空き家でしたよね?
店員:はい、つい最近に改装したので気づかれないのも無理ありません。昼間に行いましたので。
夏川:あ、そっか。私会社だ。
店員:どうです?
夏川:え?
店員:当店に入られてはみませんか?
夏川:いや、私こんな高級な店に入るほどお金持ってませんし…、お誘いはありがたいんですけど…。
店員:大丈夫ですよ。こちらのメニューをご覧ください。(メニューを渡す)
夏川:あ…、意外と安い…。ステーキとかもファミレスより少し高いぐらいだし、コース料理だけじゃなくて単品で頼めるんですね…。なんでこんなに安いんですか?
店員:それはもちろん多くのお客様に美味しい料理を食べてもらいたいからですよ。
夏川:へぇー…。でもこれなら大丈夫かも。今日ぐらいはいいもの食べてもいいかな…。
店員:普段の自分へのご褒美に、どうです?
夏川:そうですね、今日ぐらいはいいですよね!じゃあお願いします。
店員:ありがとうございます。それではどうぞ中へ。




【机と椅子がある 三月が別の席に座っている(食べてるふり)】
夏川:本当におしゃれですねー…
店員:ありがとうございます。どうぞこちらに
夏川:ありがとうございます。
店員:それではメニューが決まり次第お呼び下さい。
夏川:わかりました。え〜っと…、どうしよっかな…。んー…、ん?当店オススメのオリジナルシチューか…。美味しそうね。あとステーキも頼んじゃおうっと、すいませーん。
店員:はい、ご注文お伺いいたします。
夏川:とりあえず、このオリジナルシチューとこのステーキください。
店員:かしこまりました、少々お待ち下さい。
夏川:わかりました。…にしてもこんなに安いのはなんでなんだろう…、なんのお肉なのかしら。豚?牛?鳥?馬?…馬は、ないか。部位とかによるのかしら…、もしかして下手物の肉じゃないでしょうね…。
店員:お待たせ致しました。こちらがステーキになります。そしてこちらがオリジナルシチューです。
夏川:あ、ありがとうございます。うわぁ…いい匂い。
店員:そしてこちらはサービスでございます。
夏川:本当ですか?ありがとうございます。
店員:それではお召し上がりください。
夏川:いただきます。…ん、美味しい…。肉汁はあるけれどそんなにくどくないし、味も口の中に広がって溶け込んでいくような感じ…。お肉も噛みごたえがある程度の固さだし、こんなに美味しいステーキ初めて食べたわ。シチューは…、ああ…身体が温まっていく…、少しぴりっとしたスパイスが効いてるのね。野菜もお肉もそのまま噛めるぐらい柔らかいのに舌で潰せるほど崩れていない。シチューの味と素材の味のどちらもが生きてて美味しい…。こんなに美味しい料理を食べたの初めて!
店員:夏川様、お味の方はいかがですか?
夏川:もう最高です、生まれて初めてこんな美味しい料理食べましたよ。どうやって作ってるんですか?
店員:それは内緒ですが、常連様になれば教えてさしあげるかもしれませんよ。
夏川:本当ですか?なら毎日のようにかよっちゃおうかな。
店員:そうならこちらも嬉しいかぎりでございます。
夏川:ごちそうさまでした。
店員:ありがとうございます。お会計はこちらでどうぞ




【テレビが置いてある 夏川見ている】
アナ:〇〇県〇〇市に住んでいる女性が行方不明になりました。行方不明者は三月久留麻さん24歳です。警察によりますと三月さんは人間関係に問題はありませんが、勤めていた会社がクビになったことから、最近多発している自殺による行方不明事件と同様とみて操作しています。またこの様な事件は〇〇県〇〇市を中心とし、その理由が勤めている所がクビになっている等、不自然に起こる行方不明者の不幸が起こってからなることから、警察は勤めている所や人間関係を基点に調べていく模様です。
夏川:最近多いなあ…、しかもこの辺りに多いし…。私も気をつけなきゃーってね。…あれ、この人この前店にいた人に似て…まさかね。




店員:こんばんは、本日もありがとうございます。すっかり常連ですね。
夏川:あ…、こんばんは…。ありがとうございます…
店員:どういたしました?顔色が優れないようですが。
夏川:えへへ…、ちょっといろいろあって…。
店員:それでは中でゆっくりお聞き致しますよ。
夏川:ありがとうございます。
店員:いえいえ、それでは中へ。
夏川:はい、ありがとうございます。
店員:(夏川が店に入ってから)…ふふ。



夏川:ふー…、今日もごちそうさまでした…。
店員:お粗末様でした。
夏川:本当にここの料理食べると、美味しすぎて嫌なことなんて忘れてしまうわ。
店員:それで、何があったのですか?
夏川:実はね、会社クビになっちゃって。理由はまあ理不尽なんだけどこうなった以上どうでもいいわ…。なんか同僚にも避けられてますし…。いろいろありすぎてよくわからなくなちゃって…。
店員:それはそれは…、お辛いですね。
作品名:Human Fresh Restaurant 作家名:宇宙風