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エースを狙え

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    13:30


午後の練習は野手は打撃練習と500本ノック。
捕手は捕球練習・ワンバウンドの対応・アウトコースの捕球練習・スローイングの練習・ブロック・バント処理・キャッチャーフライへの対応・サインの出し方などを練習する。
投手は牽制・ブルペン・ランニングだ。
俺は牽制の練習が好きだ。
投手の練習の中で一番好きだ。
正直ブルペンで投げる事より好きだったりする。
牽制でアウトを取れた時に今まで自分が努力してきた事が実った事実を体験し、それを経験としてきっちり実戦で生かすレベルにまで上げ使う。成功すれば心臓が破裂しそうなくらいに嬉しくなる。
立華は早々にブルペンへ行ってしまった。
凄いヤル気だった。
ナツさんはランニングをしている。何でも「スロー調整の方が合っている」との事だった。
ちなみに牽制の練習をしているのは別に俺だけじゃない。俺の他にも二人いた。一人は立華の同部屋の童宮博、もう一人は抑えのベテラン東海準二郎の二人だ。童宮さんは確かに驚くほど全く喋らない。これに関しては別にいい。俺も人の事を言えないし…。東海さんも特に喋らない。ただジロジロと見てくるが…。
牽制の練習を終えるとランニングをした。
立華は結局ブルペンから出てくることはなかった。
そして17:00、キャンプ初日の練習は全て終わったのだった。
作品名:エースを狙え 作家名:本宮麗果