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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「もう一つの戦争」 開戦と子育て 4

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日本は昭和十六年八月一日にアメリカより石油の全面禁輸を通達された。
十月十六日には近衛内閣が総辞職し、十八日に東條英機内閣が誕生して、事態はもはや戦争に向かっていることを国民にも伝える形になっていた。

そして、十一月十六日にアメリカから「ハルノート」と呼ばれる最後通牒を突きつけられた東條内閣は激論の末、十二月一日の御前会議で対英米蘭開戦を決定してしまう。

ハルノートには二つあったことはあまり知られていない。
アメリカ大統領ルーズベルトはハル国務長官の書いた内容を関係国に提示し、それでは日本に対して甘すぎるとの非難を浴びていたが、日本に届けられたものは絶対に納得しないだろうと言う内容のものだった。

もちろん違う人間に大統領が書かせたものだ。その裏側にはある種の陰謀が隠されていた。
それは裕美子も知らないことであり、歴史の時間に習うことでもなかった。