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みゅーずりん仮名
みゅーずりん仮名
novelistID. 53432
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『 夢のような国作りのための提案(卒論ver.)』

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私はこの数年間、夢のような国作りをするために頑張っている人々を見てきましたが、
国作りをする必要は果たしてあるのだろうか、と考えるようになりました。

そして、新しい考えに変わったのは、あることがきっかけでした。住んでいる家が老朽化したらどうしようかと考え、その解決策はリフォームか立て替えしかないという現実が国と同じだからです。
まず、リフォームについて考えてみると、それはまだ新しい築数年間からの話であり、夢ではなく現実的な考えとなります。先進国においては、リフォームするべき場所は癒し空間として取っておくべき場であるために、手を入れることは病みを生むことになります。

夢のような国は、南の島の青い海と自然の食べ物が必要な訳ですが、それは既にどこにでもある国となっています。それで、邪魔し合わない国を、私は夢のような国であると定義する事にしました。自由の国アメリカは既に世界によって破滅を迎えたかのようでしたが、これからは夢のような国作りを目指すだけで良いことになっています。アジアは既に昔、アメリカによって破滅を迎えた国々なので、既に夢のような国を作り上げ、衰退を目指すか破滅を目指すかのどちらかになっているのです。自由を求める心はどこまでも強く、外を目指す心は弱っていくような気がしています。

では、邪魔をし合うとはどういうことかを定義づけていくことにします。以下は、邪魔をすることの定義です。
・人がやることを真似することは、人の邪魔をすることである。
・人の言うことを無視することは、人の邪魔をすることである。
・人の道を阻むことは、人の邪魔をすることである。人の道に立つことさえも、人の邪魔をすることである。

邪魔とは、邪な魔が差すことが関係している訳なので、人は邪魔をされることを憎みます。
結論としては、邪魔をされると人は喜怒哀楽の中の怒と哀を感じます。そして、狂うのです。

夢とは、現実に狂うことから始まるのである。

夢のような国とは、邪魔のない自由がある国であると私は結論を出しました。
新しい国作りとは、夢を作ることであり、その方法について説明していこうと思います。


・・・・・・


******


卒論を書き終えた時、私は夢のような国を作り上げるためのこの文章をどうすべきかと考えた。これを提出することが卒業に繋がる以外の何を生むというのだ。

それから私は、その文章を土に埋める替わりに引き出しにしまい込み、新しいテーマを考えることにした。テーマは、自然と動物の発展が人間の未来を創る、である。

夢のような話はどこにでも転がっているが、それが現実になったら現代社会は成立しないのではないか。いつものように、夢物語は葬り去られる替わりに引き出しにしまい込まれていくのだろうか。

どの機械も病んでいる。だが、人間はいつの時代も夢を追い続けている。
そのことが罪であるのか分からない。

私は、昔も今も変わらない思いと、変わりつつある容貌や時代に悩んでいる。