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月とコンビニ
月とコンビニ
novelistID. 53800
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casket

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ショウ   よかったです。
根室   そうもいえない状況だがね。
●根室、ショウハケ、春巻入りベンチに座っている
春巻   こんな物が棺桶とは…信じられんな。
●電話がなる、出る
春巻   もしもし、ええ、私の手元に。しかしこんな物で本当に…失礼しました、詮索は無しでしたね。
●人後ろから静かに入り、片手には携帯を、片手には銃を
人    ご苦労だったな、春巻
春巻    え?
●春巻撃ち殺される
人    こいつも、俺を気絶させたやつも間抜けでよかったぜ。いや、あいつは警察を
     呼びやがったからまだ頭よかったか?どうでもいいか。目的のものは手に入っ 
     たし、帰るとするか。
●携帯でどこかに電話をかけながらハケ、春巻ハケ、根室、ショウ入り
根室  すまんな、棺桶は…
ショウ  いいんです、根室さんが生きていれば問題ないです
根室  しかし
ショウ  根室さん!!…もういいんです。所詮USBは棺桶の一部ですから。 
根室  ……そうだな。
ショウ  でも必ず取り戻しましょう。手遅れになる前に。
根室  ああ、もちろんだとも。それにはショウの協力が必要だ。こんな私についてきてくれるか?
ショウ  もちろんです。では早速ですが、新しい事務所を探しましょう。ここはもう危険ですから。
根室  うむ。行こうか。
●根室、ショウハケ
おわり
作品名:casket 作家名:月とコンビニ