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でんでろ3
でんでろ3
novelistID. 23343
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楽勝

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「大変だ。パー星人が攻めてくるぞ!」
チョキ星人Aが言いました。
 地球の皆さんに分かりやすく説明すると、チョキ星人は、大きなチョキの形をした手から、2本の足が生えています。服は着ていません。肌の色は、特に決まっていなくて、人それぞれです。パー星人は、パーの形をしている以外は、同様です。
「はっ、楽勝、楽勝、何も恐れることはない」
チョキ星人Bは、自信満々です。
「どうして?」
「ジャンケン勝負に持ち込めばいいのさ」
「あ、なるほど!」
「あーっ、はっはっはっ! 楽勝、楽勝!」



いざ、勝負の日。
「やぁ、パー星人の諸君。ここひとつ、ジャンケンで……」
 チョキ星人が言い終わるのも待たずに、パー星人は無言で襲いかかってきました。
 肉弾戦となれば、全ての指が自由なパー星人が圧倒的に有利です。
 そのとき、一筋の光が空を駆けのぼりました。照明弾です。
 それを合図に、約半数のチョキ星人が、パー星人に武器を突き付け、動きを封じました。
そして、
「パー星人よ、戦いをやめよ!」
と叫びました。
 それを見たパー星人は一瞬ひるみました。その隙をついて、チョキ星人たちは、パー星人たちに、武器を突き付け、動きを封じました。
 こうして、ハンズアップ……おっと、ハンドアップさせられたパー星人たちは投獄されましたが、一部、投獄されないパー星人がいました。
「おい、もういいぞ」
 そう言われると、投獄されなかったパー星人たちは、皆、チョキの形になりました。
「いやー、パー星人のフリするの疲れるわー」
「まったくだ」
「……でもよ」
「なんだ?」
「自由に動けるんだったら、戦っても良かったんじゃねぇか?」
「いゃいゃ、俺たち、平和を愛するピース星人でもあるから」
作品名:楽勝 作家名:でんでろ3