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みやこたまち
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novelistID. 50004
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トンネル(宇祖田都子の話より)

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 後日、地図を見てみると、台地西側の斜面といっても、出入りが大きく、なるべくまっすぐに線路を通すために、その斜面のでっぱった部分をトンネルで通過しているのだということが、わかりました。
 
 それ以来、私はあのトンネルを通るたびに、その窪みに入り、腰をかけて、そのときのことをぼんやり考えます。クチナシのランプは、いつも夢を見るように、私を照らしてくれています。
 ただ、窪みの頭上にぽっかりと開いていた明かりだけは、その後見ることはできません。そもそもこの窪みは、ぎりぎり私の帽子が天井につくくらいの高さしかなかったのです。

 それでは、みなさま、またお目にかかりましょう。