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瀬間野信平
瀬間野信平
novelistID. 45975
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ちょいと拝借~とある鬼の場合~

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行きはよいよい帰りは怖い。


ここ日本は多神教を一つの宗教としているからか、神様だけでなく不思議なもの、鬼と呼ばれる妖怪が主だが、その数もまた多い。
来年の話をすれば遥か遠くの鬼が笑い、夏には百鬼夜行で練り歩き、はたまた悲しくなれば涙を浮かべて嘆くこともある、そんな間に洗濯までこなせば完璧だ。
今となっては鬼自体に、虎柄のパンツに角、そして赤い体にでっかい金棒というイメージが出来ている。

しかし本来鬼とはお化け、妖怪の全般の類いを指すものだ.
先ほどの百鬼夜行も百種類以上の鬼ではなく妖怪が現れる。

その理由は中国にある。
漢字で鬼とは元々お化けを指す言葉であり、幽鬼や鬼界といった単語もそこから来ている。
また場所を変えると、朝鮮のトカッピは日本でしばしば小鬼として描かれる。
しかし実際は天狗のような、摩訶不思議な自然の脅威に近い存在らしい。
日本の民話こぶ取り爺さんは、歌を披露し天狗にこぶを取ってもらう。
韓国ではこの役割が小鬼なのだ、同様に小鬼にこぶをとってもらう民話が残っている。

鬼とはお化け妖怪魑魅魍魎、時代場所で言い方は様々。
だがやはり、この世界には人ではない誰かがいる。
それは本当の事なのかもしれない。



とかくの如く不思議なものが多いこの国で、僕はある一人の『鬼』と出会った。



○○ちょいと拝借●●