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佐野みむろ
佐野みむろ
novelistID. 42051
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ロリータの殺意

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夫婦の戦い



 私は探偵をしている。この道を選んでから五年も経っていないが、この仕事が自分の天職であることをすでに確信していた。
 その日、私はある女を監視していた。浮気調査というやつだ。「妻の様子が怪しいので調べてほしい」と女の旦那から依頼された。
「報酬はたくさん出そう。そのかわり、納得のゆく答えを見つけてきてくれ」
 それが依頼人の要望だった。
「やれやれ。奥様は今日もショッピングか」
 私は車の中でつぶやいた。女の運転する車を追っていくと、予想した通り、デパートの立体駐車場に入っていったからだ。
 ここ三週間のほとんどを、私は車内で過ごしていた。依頼人を満足させるためには、一日中ターゲットを見張っていなければならないからだ。もしも助手がいれば交代で休むこともできただろうが、一人で仕事をするのが私のスタイルだった。
 旦那が仕事に出かけているあいだ、女は基本的に家で過ごしている。家事をしているようだ。ペットも子供もおらず、夫婦二人で一戸建てに住んでいる。家事に熱心な部分だけを見れば、女は良妻に見えた。
 女が出かけるのは、スーパーに食材や生活用品を買いに行ったり、デパートに洋服や化粧品を買いに行ったり、友人たちとお茶会をするときだった。
 女はいろんな友人のグループを持っていて、外出するたびに違う服を着た。私の見る限り、一度着た服を再び着ることはなかった。つまりそれだけ、ショッピングの回数も多かった。
作品名:ロリータの殺意 作家名:佐野みむろ