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みゅーずりん仮名
みゅーずりん仮名
novelistID. 53432
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告白して成功する、をテーマに考える

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お笑い芸人なら3分で思い付くのだろうが、それは「告白して結婚しよう」の本を書いている人でも難しい。以前、告白することは処刑を望むことと等しいと豪語したものだが・・・。単刀直入に「結婚しよう」とでも。



何も、告白はそういう台詞でなくても良いの。
他人に心を開き、告白を重ねるだけでも人生は成功とされる時代なのよ。
貴方は勘違いし過ぎているの。

私は、日々、愛を告白した。しかし、人は眉を潜め、反吐を吐いた。
私を追い抜かす者は皆、お尻を押さえて失笑し、「ケツ野郎め」と毒づいた。
何をするにも告白は欠かせないが、黒星はどこまでも私を追い回し続けるのだ。

それは、気のせいなのよ、私の赤ちゃん。
他人の気持ちを汲むことが出来ない者は、永遠に大人とは呼べないの。
貴方は愛しすぎているの。

私は、ついに、罪を告白した。しかし、人は笑い、罪の浅はかさを明白にするだけである。
私を嘲笑う者は皆、沈黙し、何も変わらない世の中を渡る術を私に伝授した。
しかし私は堅苦しい。この様な生き方では、生き恥を晒し、生き地獄となるだけだ。

「ユァ、ブザマ」

何も聞こえていないわよ。貴方は狂人なの。
酷い言葉を発する神々はとうに滅び、世の中は人間と自然が笑って過ごすためだけにあるの。
貴方は壊れることを望んでいるのよ。

私は・・・私は神をもう信じていない。それから、人間と自然も。
信じられるのは法則と真実、事実から生み出されるシステムだけだ。
告白することも既に見当たらない時点がスタートだとは、不公平なのではないか。

「シネヤ、オマェ」

脅されてなんていないわよ、私達。
人は皆、希望と愛に満ちて生きるべきなの。
それだけで誰もが幸せな笑顔に満ちて生きることが出来るのだから。



私は、告白することにした。何もかも、恥も建前も捨てて今―――。
死すべき人間はもう、この世の中には存在していないと。

二人の会話は世界の会話。この告白は世紀の告白で、やがて皆の知るところになるであろう。その時、私は告白して成功する、を証明できたことになるのである。




                            ~ 期待 ~