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37，プライベート・メール

その人からの連絡は、いつも専用回線で送られてくる。
ちょっとした文字列とばらばらの画像。
文字列を頼りにそれをいくつかの解析ソフトと解読ソフトに通すと、ひとつの暗号文にたどり着く。
「あぁ、今回はこのタイプか」
そう呟いてにやりと笑う。
僕らの出会いに謎は必要不可欠だった。