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百目玉・長目玉

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百目玉

その男は頭が良かった。

その男はあるものを使用していた。

百目玉と呼ばれる、丸い形をしたものに

たくさんの目玉が、細かくびっしりとついているのだ。

これを使用すると頭がよくなるのだ。

しかし、これを使用すると非常に苦しい思いを

することになるのだ。

この百目玉は非常にエネルギーが激しく、使用するエネルギーも

膨大になら、吐き出すエネルギーも膨大で、普通のものは

根を上げるようなしろものだった。

それに、見た目もとても気持ちの悪いものだった。

この百目玉のエネルギーにたえられなくて命をおとしたものは

数しれず・・・・。

人々は、この百目玉を恐れた・・・。

  長目玉

長い紐のようなものがあった。

そこにひとつひとつ等間隔で、目玉が並んでいるしろものがあった。

これは長目玉と呼ばれた。

長目玉を使用するとあたまがよくなるとかそういうことはなかった。

ただ、百目玉に耐えかねたものが、エネルギー量を減らそうとして、

作ったのではないか・・・という話だった。

別に誰も、長目玉を恐れなかった。

   サイコロ目玉

何が出るかわからないワクワク感がたまらない。

そんな形があった。

人はそれをサイコロ目玉と読んだ。

そのサイコロ目玉を転がすと、全部の目で、

違った効果が現れる、楽しげなものだ。

ギャンブラーにはたまらない。

    三角ピラミッド目玉

三角形のピラミッドのような形の中に並んでいる

目玉があった。

このピラミッドの中で上下関係を築いている。

昔の太古のエジプトだったら、トップはファラオ。

今だったら、会社の社長だろうか・・・。

そんな会社の上下関係が体験できる

三角ピラミッド目玉・・・。

ぜひ、会社に入る前に体験しておきたい、逸品である・・・。

    おしまい
作品名:百目玉・長目玉 作家名:ぽてすけ