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ヤマト航海日誌

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「死にたくなければ、来い!」といった、熱いセリフがあって初めて価値を持つものなのだ。アイデアなんかいくら良くてもそれを書けないのなら、ダメだ。しかしハーラン・エリスンは、その生涯で「Fuck you, asshole」とかいうような言葉以外遺さなかった。

それじゃあダメだとおれはわかっているものだから、『墨須夫妻』をこのサイトでは、謎の“悪”ではない組織に主役コンビが捕まって、無理な要求されるとこまで出して見せてやったのさ。

案の定、君ら、食いついたよな。あの続きが自分で書けるか。書いたうえで最初から全部自分で考えたと言ってその嘘が通ると思うか。全部コピペしているやつは他に何百人もいるのに。

ま、無理だからやめときな。って、もっともやってくれた方がおれにとってはいいんだから君らにすぐバレる嘘をベラベラついてほしいんだけど。

ねえ。正直に言ってmin305さんが九月に送ってきたコメントね、あれがおれにはどうにも信じられなくって。

この日誌と『コトアク』試し読み全部、二週間足らずで読んだというのがどうも……いや、いいんだけどさ。

8月22日の午後にいきなり知ったと言うのかな。そんなことってあるかな。あるか。まあ世の中には、ひょっとして、その話が本当ならば神の意志ではないのかといった話もあったりするか。


「〈京アニ〉の放火がかあ? こんな会社は燃やした方がいいんだと、神が決めたって言うわけかあ?」

「そうじゃなくて、この『敵中』ってお話ですよ。古代のもとにサーシャが現れ、カプセルだけをどうにか〈ヤマト〉に届けられる。ひょっとしてこの古代進という男は、神が人類を救うために遣わした〈セントエルモの火〉ではないかという……」


って、やっぱり火をつける話じゃないか。とにかくmin305さんもね、星をつけてレビューも書いてくれたりしないかと思ったんだけど、違うとなると……というわけで、神様はやはりどこかで人間を見ているのかもしれません。皆様どうか火の元にはお気をつけて。



作品名:ヤマト航海日誌 作家名:島田信之