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ひなた眞白
ひなた眞白
novelistID. 49014
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月に吼えるもの 神末家綺談6

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男は声をひそめ、当主に囁く。

「水神の怒りを買うのです」
「怒り?」
「あの池に住まう高位の水神が怒れば、大嵐がやってくるでしょう

水神ならば、水害をもたらす。なるほどそれならば雨は降るだろう。

「しかし、どうやって・・・」
「穢すのです」

穢す・・・。

「美しい水に住まう神の、その棲家を穢すのでございます。血の穢れ、死の穢れでもって」

罪深いことを、とは感じなかった。それはいい。それならば、適した役目のものがおるではないか。当主は、欲にくらんだ瞳をぎらりと光らせる。






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