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機動戦士ガンダムナツラ

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傭兵の少女



 100年より昔、戦場を恐ろしき戦闘力で制圧した悪夢のMS。
その名は「ガンダム」。当然それを手足の如く使いこなす
この金髪の少女もその悪夢の1人だったりするわけだが・・・

ジャンヌ「あふぅ・・・」

 今は完全に空気の抜けた風船となっていた・・・。
ソファでだらけている(寝つきかけている)彼女の姿にもう見慣れたはずの
オペレーターも呆れた顔で彼女を見ている。

オペレーター「ほんと高低が低い性格してますね」
ジャンヌ「ふえ?あふ、ありがとうサユ」
サユ(オペレーター)「皮肉なんですがね」
ジャンヌ「ふわ?」

 成立しそうで成立しない会話にオペレーターもといサユは頭を抱える。
もう何度も言っているが、彼女はジャンヌとは何年も続く仲なのである。
行動を熟知している彼女にしてコレなのだから、初心者は頭痛などでは
すまないだろう。
こんな彼女を誰にも任すことなどできないと、サユは呆れた表情を向ける。
・・・ジャンヌは見向きもしないだろうが。

 しばらくして、また別の少女が2人の前へと現れた。
幼さを残したあどけない顔をした少女で、背は低く、
密かに背の低さがコンプレックスであるジャンヌの腰ほどしかない。

少女「こら!もうすぐ作戦時間ですよ!」
ジャンヌ「ふえ、ハンナちゃんか~」
サユ「すいませんハンナ艦長。他の皆がいない時にこの体たらくで・・・」
ハンナ(少女)「別に怒っているわけではないのです・・・」

 ハンナは苦笑を浮かべつつジャンヌの隣りに座る。
ジャンヌは寝そべっているため、スペースは殆どないが、小柄な
彼女には何の苦もない。器用にちょこんと座る。さすがに背の高いサユには
できない芸当だ。

サユ「プラン提示をお願いします。どの道この子は覚えてないでしょうから」
ジャンヌ「いや~それ程でも~」
サユ「誰も褒めていませんよ。いい加減自覚してください・・・」
ハンナ「あう・・・」

 サユの頭痛は治まらない。そして新たなミッションが
スタートしようとしている・・・。
作品名:機動戦士ガンダムナツラ 作家名:al813