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本物の偽物

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世界には3人似てる人がいると言われてる。
俺のそっくりさんはどうやら俺の住んでる近くにいるらしく、俺はよく間違われる。
つい最近は学校にも俺のそっくりさんがいるらしく、先生に驚かれる。
非日常的な事はそれだけであとは特に気になることはない。
唯一気になるのが自分のそっくりさんに会ってみたいことぐらいだ。しかし、不思議なことに誰もそのそっくりさんの名前を知らないらしい。なにせ俺に似てるから、いつもそのそっくりさんのことを俺だと思ってしまうらしい。
「あれ?浅木?なんでここにいんだ?」
まただ。俺のそっくりさんは一体どこに向かってるのやら。
そうこう考えてるうちに俺は家の前に立っていた。
よくあることだ、考え事してるうちに目的の場所に着いている。別に不思議なことではない。
そして俺は「ただいまー」と言い、自分の部屋に入ると同時にエナメルをベッドに投げ、PCを起動させる。
そしたら広告に「パーティ招待状」という広告が目に入った。
普通そんな怪しい広告には目がいかない俺だが、今回は招待する人が俺の名前を1文字違うだけの「河原林洸」という人からだった。
ちなみに俺は「河原林陰斗」だ。
その内容には、
作品名:本物の偽物 作家名:DG4