小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

レストラン

INDEX|1ページ/2ページ|

次のページ
 
けらけら笑う女性。
もがきながら逃げる男性。
隙間に隠れる俺。
まず見つかったら殺される。
1歩・・・また1歩ゆっくり気が狂ったように歩く女性。片手に血で赤く塗り染められた斧を引きずって。
「止めろ!・・・お願いだ見逃してくれ!」そんな懺悔な言葉は通じず、持っていた斧で何のためらいもなく男性の頭を真っ二つにする女性の姿はまるで死神。
俺は鍋を入れるところから覗いていた、その女性は唐突に厨房に入ってきて殺し始めたのを。何が目的で、何の理由があって彼らを殺したのか分からない。
ただ言えることは1つ、この世は汚れている。こんな非日常的なことはまず起きないと思っていた。だがそれが簡単に起きた。テロ?それとも強盗?ただの殺戮が目的?
その女性は誰もいないのを確認すると、先ほどから殺しまわって死んだ人たちの死体を包丁で切り刻み始めた。
俺は吐くのを押さえ、目を瞑った。目をつぶっても聞こえてくる音は「ぐちゅ」とか「めきゃ」とかしか聞こえない。
俺は音を聞いても吐き気がおさまんないのでばれないよう、ゆっくり手のひらにゲロをのせ、物音をたてないように床に置いた。
だが、油断して俺は口から音をたてて吐いてしまった。
すぐさま中から飛び出し、厨房の外へ出た。

作品名:レストラン 作家名:DG4