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社会保障番号 Hiroko

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田舎から帰って



 私はつくづくひどい時代に生まれたと思う。
「党は偉大。政治家が日本のために命をかけて、国民の生活を向上させようとしている」
 それは、みんなの前で言うが、大嘘である。
「でも、田舎に行くと、みんなあれでしょう。異性から受け入れないような・・・。みんな肥満もひどいけど、どこから食料を手に入れるのか不思議で」
「田舎の子は、ファッションが嫌いだし、男子にモテなくないから、自然とホンの少しの食べ物で太るようにできているじゃない」
「そんなことは、どうでもいいでしょう。私、警視庁に入り、党のために命懸けで働く」
 学生評議会で、私は党に対して忠誠心を示した。
「斎藤さん。がんばって。日本のために」
「ありがとう」

 その時、外からサイレンの音がした。ラジオをつけた。
『千葉県柏市内において爆破テロが起きました。爆破テロリストはすぐつかまえました。左翼連合の仲間です』
「こわいわ。最近、左翼は」
「だって北米大陸では反政府レジスタンス運動が盛んだし。日本の国防軍が北米大陸でレジスタンスと戦っている」

 それは当然だ。今まで裕福な北米大陸も貧困で苦しんでいる。国力が弱体化したのは、関税の撤廃。お互いに足の引っ張り合いをした結果である。この環太平洋帝国も長く続かないだろう。

作品名:社会保障番号 Hiroko 作家名:ぽめ