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話の筋とオチがしっかりとした「漫才」をもう一つの主流へ!

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最近の漫才の主流は「爆笑をとる」というものです。多くの漫才師がこの流れに合わせて,短い時間で爆笑をとろうとしてボケやギャグの数を増やす傾向があります。それ自体が悪いというわけではありませんし,「笑いの瞬発力」を高めるための良い訓練にもなるとも思います。

しかし,この流れには悪影響もあるということも認識すべきだと思います。限られた持ち時間の中で,ボケやギャグの数を増やそうとすればするほど,漫才の「物語性(話の筋)」が無視されるようになり,その結果,「オチ」が弱い漫才,最近では「オチ」のない漫才も増えてきています。「話の筋」がしっかりとしていないので,オチのつけようがないのかもしれませんが…。

現在の主流が「唯一の主流」となってしまうなら,「漫才の未来は危ない」わたしはそう思います。


それでわたしは,「話の筋とオチがしっかりとした漫才」をもう一つの主流にしたいと考えています。

「話の筋とオチがしっかりとした漫才」とは,夢路いとし・喜味こいしさんが演じていたような,話そのものや漫才師の話術をじっくりと味わいながら楽しむ漫才のことです。現在のいわゆる「お笑い」と「落語」の中間に位置する「笑い」です。

このような「笑い」を好むお客さんがいることは間違いありません。落語ファンの方のほとんどはそうでしょうし,オンバト+のお客さんの反応を見ていても,「うまい!」とかんじる「笑い」を評価する傾向が見られるからです。

問題は,「このような笑いを好む芸人さんがいるのか」ということ。

たぶん…いると思います。ただ,現在は主流でないために封印していたり,「自分は本当はこっちの笑いの方が好きだ」ということに気づいていないのだと思います。


今後わたしは,「話の筋とオチがしっかりとした漫才」をもう一つの主流にすることを目指して,ネタを書き続けます。そして,この考えに賛同してくださる芸人さんとサポーターになってくださる方を探し続けます。