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四神倶楽部物語

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 これを聞いて、みんなしばらく静かになってしまいました。しかし、さすが佳那瑠です、明解に言い切ってくれました。
「それって、私たちが女王蜘蛛を……、殺すか、殺さないかですよね」

「その通りだよ。俺たちは日本を守るというミッションを掲げたんだぜ、だからいよいよそれを──決行するかどうかだね」私はこう言い放って、みんなの表情を窺いました。
 しかし、みんな割にあっけらかんとしてます。
「そんなの、もちろんよ。やっちまいましょう!」
 ミッキッコが、さっきは樹海には行かないと明言していたにもかかわらず、今度は意外にも威勢が良いです。

 やっぱり退治するだの殺すだのの言葉を耳にして、四神の朱雀として、悪への義憤がたぎり立ったのでしょう。それに加えて、悠太も佳那瑠も「退治しましょ」と続けました。さすが私たちは四神の末裔なのでしょうか、血が騒いできました。

「よし、土蜘蛛星人の女王蜘蛛を抹殺してしまおう」
 私はみんなの同意を得て、力強くこう結論付けをしたのです。



作品名:四神倶楽部物語 作家名:鮎風 遊