小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

Savior 第一部 救世主と魔女Ⅰ

INDEX|29ページ/37ページ|

次のページ前のページ
 

「・・・はあ!?」
 突然のことにリゼは一瞬なんのことか分からなかった。ティリーはといえば、さっきまでの沈んだ表情はどこへやら。握った手にさらに力をこめて、不敵に微笑んでいる。
「あら、先日申し上げたでしょう? 調査が終わったら、貴女の能力について調べさせて頂くと」
 探究心とか情熱とか、そういったものでティリーの瞳はきらきらと輝いている。リゼは一歩引こうとしたが、やっぱりそれは叶わなかった。
「・・・・だから、あなたに付き合う義理はない!」
「まあ。そんなケチなことおっしゃらないで!」
「いくらでも言うわよ」
「そうだとしても、わたくしは諦めませんわ」
「・・・二人とも、落ち着いてくれ」
 見兼ねたアルベルトが止めに入ったが、ティリーに引き下がる様子はない。むしろ気迫は初めて会ったときよりも増しているようだった。
 厄介なものに捕まってしまった。そう思って、リゼは深々とため息をついたのだった。