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俺に言わせろ!その16

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第16話:私のやり方

 私が何故ネット革命に拘るか?それは自衛隊に武装蜂起させない為である。
もし、自衛隊が武装蜂起すれば、東京は戦場と化すだろう?
どれだけ多くの人が巻き込まれる事か?どれだけ多くの血が流れるか分からない。
それだけでなく、アメリカ、中国、韓国、
ロシアの軍事侵攻を許してしまう事に成りかねない。
そうなれば泥沼と化すだろう?
第4次世界大戦の戦場になる事すら有る。
そう言う危険を排除する為に、流れる血が最も少ない方法を選択している。

 もしこのまま何にも出来ずに野田が帰ってきて、

「明日からアメリカの言う事を聞いて下さい」

 何てほざいた日には確実に自衛隊は武装蜂起するだろう?
彼らも防衛利権が掛かっているからね?
その旨みはごっそりアメリカ軍に持って行かれる事になる。
そんな事は恐らくさせないだろう?
利権を失いアメリカ軍の弾避けに使われるだけの部隊なんて、
やってられないんじゃないだろうか?
そうなればかなりの高確率で武装蜂起はあり得る事だ。
冗談無しに東京は戦場になる。
更に悪い事に厚木と横浜にいるアメリカ軍が軍事介入をしてくるだろう?
あっという間に泥沼の戦争状態に入ってしまう。

 そうさせない為には、野田がハワイにいるうちに問責決議、
内閣不信任案、解散請求を議決してしまう必要があるんだ。

 ただの人じゃあ契約行為は出来ないからね?
そして野田に付いていった閣僚・官僚は、国外追放で充分だ。
このままじゃあこの国が終わってしまう、
戦争になればどれだけの被害が出るか分からないんだ。

 もう野田に残された道は二つ、全ての責任を背負って自殺するか、
武装革命の末に処刑されるか?それ位しか残されていない。
もしTPPを全て国民が納得出来る形で納める事が出来れば逆に英雄だろうが、
その見込みは私が宝くじに当たるより低いだろう?
有る程度希望があるとすれば、
全て保留にしてもう一度持ち帰るという返事を了承させることくらいだ。
出来なければ、野田は誰かに殺されるか、自殺に追い込まれるかしかない。

 もう情勢は血を欲する所まで来ている。恐らく防ぎ様はないだろう?
でも、武力で血が流れる事態だけは避けたい。
だからネット革命という手を選んだ。
確かに、シカトや酷い罵声で死にたくなるだろう?
でも、嵐が過ぎ去るまでは耐え抜いて欲しい。死ぬ事はないのだ。
 
 この血を欲する次期さえ乗り切ればまた未来は開けてくる。
恐らく、ご主人達はもう就職する事は疎か外を出歩く事さえ出来なくなるだろう?
でもそれは仕方がない、本人の身から出た錆だ。
どれだけの罪を犯してきたのかを一生掛かって悔い改めさせる時間になるだろう?
ただ、世間が忘れてくれれば、また外を歩けるようになる。それまでは辛抱して欲しい。

 私は武力衝突を避け、血が流れる事を防ぐ為に、ネット革命を推奨しているのだ。
そして、シカトされる事、罵声を浴びせられる事は、
家族の中に人でなしが居たと理解して欲しい。
その人でなしのお陰で今家族がそう言う目に遭っているのだと……
それでないと東京が戦場になる、あなた方は勿論、関係のない多くの人の血が流れる。
そのどちらも避けたかったら、議員辞職をさせる事だ。
そうすれば少なくともいじめ有られる事も、殺される事もない。そう言うものさ。

 それでは今日のお言葉、

「過ぎたるは及ばざるがごとし」

 野田は、こう言う見本だ。反面教師として見て欲しい。
作品名:俺に言わせろ!その16 作家名:酔仙