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俺に言わせろ!その14

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第14話:バカしか居ない

 はあ、ちっとも事態が進展しないな?
こうなると自衛隊の武装蜂起も近いだろ?アメリカの軍事介入も目に見えてるな?
早いこと何とかしないとこの国が本当に大変な事になる。

 野田よりももっとダメなのが明らかになった。
それは官僚、あのISD条約の中身を野田に伝えなかったのも、
ISD条約の方が国内法より強い事も教えなかった。
しかも、今回ハワイに行けば会合に出させて貰えると思いこんでいた官僚は、
オバマ大統領へのお土産に好物のクッキーを準備とか、
もう平和ボケ以外の何者でもないでしょう?
案の定、総スカンですわ、それで4大出て居るんでしょうか?

 って言うか、なんでこんなにアホ官僚ばっかり増えたのか?
そしてアホ官僚以上のアホしか居ない国会議員達、それが分かった時頭痛くなってきた。
高卒の俺でも分かるような事がお前らには分からんのか!
なんでこんなバカしか居ないのか?どうしてこんな国になってしまったのか?
それを調べてみた結果が、やはり自民党とアメリカ、そして賄賂を送る官僚が居た事だ。

 そもそも官僚になるには、試験があったのだ。
入庁すると必ず昇進試験があって、それに合格しないと昇進出来ない。それが当たり前だった。
だから公務員のトップレベルというのは恐ろしくできる人しかいなかった。
でも、何時の頃からか昇進試験が廃止され、
1種試験にさえ合格していれば何処までも出世出来ようになった。
それがバカ官僚を生む結果に繋がっているのだ。

 私が子供の頃は毎年昇進試験の頃になると、
カンニングや買収で捕まりクビになる公務員が後を絶たなかった。
良くニュースでやっていた事だが、
そう言う連中が居るから逆に天下りとかをさせなくても良かった訳だ。
勝手に消えていくだけだから。懲戒免職になればそれで終わりだった。
だが試験が廃止された途端にどんどん質が低下していった。

 私が公務員だった頃の話だが(今はやめて5年以上になる)、
まだ入庁したての新米ぴかぴかの私は林野庁下呂営林署に配属になった。
そして現場での研修が始まった頃だった。東大を出た1種様が研修に来るという。
署を上げて接待の準備だ。俺はこの時なんか間違っていると思った。
丁度前の年に昇進試験は廃止され、この年、週休1日土曜日は半日から、
週休二日になった年だった。そしてやって来た男はとんでも無かった。

 現場研修前日、もの凄く飲むし周りの人間に絡むしとんでも無かった。
そして研修当日、彼は開口一番こう言った。

「見事なカラマツの林ですね~」

 俺はアホか!と思った。下呂の周辺はヒノキの産地でカラマツは無い。
そして山の現場で働いている男達は、命がけで自分の仕事に誇りを持って働いている。
彼らは当然ぶち切れて殴りかかろうとする。
俺と主任でそれを押さえるのにどんなに苦労した事か?

「こんなバカが日本の上に立って良い物だろうか?」そう思った。

 そして彼は今、林野官僚になっている。
大方何処の省庁でもこんな感じなんだろう?
こう言うのが今日本のトップに立っているのだ。

 この頃からか?公務員の世界はどんどん歪んでいった。
私が辞める頃には部下を罵倒し、暴力を振るい、時にパシリに使ったり、
言う事を聞かなければ仕事を取り上げて何もさせないとか、
滅茶苦茶な嫌がらせがまかり通るようになってきた。
そう言う奴に限って、飲み会の時に上司に取り入るのが上手かったりする。
俺もどれだけ酷い目に遭わされた事か?
我慢成らずに辞めたけれど、結局そうやってまともな人間は公務員を辞めていく。
今の官僚や公務員は、まともでない人間の集まりと言っても過言ではない。

 そしてもう一つ、ゆとり教育もまたアメリカの陰謀だったりする。
週休二日になって喜んだ人も多いかと思うが、
これもアメリカからの押しつけだったりする。
勤勉な日本人を勤勉でなくする為の政策の一つなのだ。
この政策は元々1974年のフランクリン報告書による物である。

 それによると、アメリカが日本に経済力で負けているのは日本人が勤勉である為だという。
だから日本人をバカにしようと言うのがフランクリン報告書だった。
まず、子供達の勉強時間を削って学力を落とす事、
そして週休二日にする事で、日本人に遊ぶ事を教え、怠け者にしようと言う物であった。
他にも、公務員の昇進試験を取り止めさせたり、
大学入試の簡素化とかそう言う事も盛り込まれていた。
そして、それを全て受け入れたのは自民党だ。

 結局、アメリカはここまで時間を掛けて日本を骨抜きにしてきたのだ。
そして今、その総仕上げとしてTPPによる日本乗っ取りを仕掛けてきた。

 バカしか居ない官僚と内閣、こんなんでアメリカの相手が出来る訳無いだろ!
全てアメリカの思う壺に嵌っているとさえ気が付いていない馬鹿達、
日本はこんな馬鹿に食い潰されようとしている。

 野田総理は就任の時こう言った、

「ドジョウ救い一つでここまではい上がった」と

 つまり飲み会の席でよいしょして出世してきただけのバカだと、
仕事は全く出来ませんとそう宣言していたのだ。
この内閣、一見枝野は仕事が出来そうに見えたのだが、こいつもただのバカだった。
どいつもこいつもバカばっかりしか居ないのだ。
こんな馬鹿に日本を任せるとどうなる事か?もう破滅するのは目に見えている。
いくら4台を出ていても馬鹿しか集まらないようでは国が滅ぶ、
革命して国の有り様を変えてしまわなければこの国を救う事は出来ないだろう?

 そして恒例となったお言葉だ!

「その馬鹿な頭で最高級の詐欺師に勝てる訳ねえだろ!このボケナス!」

 By:酔仙
作品名:俺に言わせろ!その14 作家名:酔仙