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行く末

行く末は遙か遠くではなく
目の前かもしれない

遙か先かもしれないし
足下にぽっかり開いた穴かもしれない

誰にも知り得ない

時間はまだいくらでもあるかもしれないし
もう残りわずかなのかもしれない

誰に知り得ようか

明日の太陽が見られないかもしれないと

立ち止まってはいられない
泣いてはいられない

泣きながら、足を引きずりながらでも
そこを目指せと誘う声に呼ばれて
ひたすら歩いていく

その時の訪れるまで