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novelistID. 29058
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面白いお客さま

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「運転手さん、この辺で方向転換して、バックで走ってくれる?メーターが
戻ると嬉しいんだけど」
 ほろ酔いの中年男性の、笑顔のふたり連れでした。
「後ろ向きに座れば戻るかも知れませんよ」

「運転手さん。OOちゃんって、呼んでもいい?
気に入ったからね」
 お客様は掲示してある乗務員証の名前に気付いたのでした。

「お客様のようなタイプの方は、私も大歓迎ですよ」
「あ、そう?いいじゃない。友だちになりたいね」
「関東の方だといいんですけどね」

「残念!関西人だからね。滅多に東京には来ないんだ」
「そうですか。残念です」
「OOちゃんと一緒に飲みたかったけどね」

「そうですね。明日は関西に戻ってしまわれるんですね」
「だからOOちゃん。これから飲みに行かない?」

「行きたいですね。でも、酔っ払い運転は拙いですよ」
「運転代行を頼めばいいんじゃない?」
 そのことばは私を大爆笑させた。

「それは名案ですね。でも、会社に戻るとアルコールチェックがありますからね」
「それも、運転代行の人に頼めばいいんじゃない?」

             了
作品名:面白いお客さま 作家名:マナーモード