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下仁田ネギとパスタの素敵な関係♪

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「殿、お味はいかがでございましょうか」
「うむ、これはなかなかの味じゃのう。で、どこで摂れたネギじゃ?」
「はい、こちらは地元の下仁田で摂れたものにござりまする」家老が自慢げに答えた。
「ほほう、これは下仁田のネギであったか」
「御意」
「この何とも言えぬ甘さは癖になるのう。今後も城内の料理にはこれを使うが良いぞ」
「ははぁ~」
 これを機に、下仁田のネギは『殿様ねぎ』と呼ばれるようになった――とか…。 
 時は西暦1805年、文化2年の群馬県高崎城の十四代藩主松平輝延は夕餉の真っ最中であった。そこへ突如、煙のように一人の女が現れた。
「お! お主何者?! 出あえ、出あえー! 曲者じゃー」
 周囲に控えし家来の者たちは一斉に太刀を抜き、その切っ先を女に向けて総立ちとなった。
「まっ、待って下さい。けっ、決して怪しいものじゃありません!」
 そう言うと女は必死の形相で、手を顔の前で振り振りして、今にも襲い掛かって来そうな侍たちを押し留めた。
「何を申すか。そのいでたち。それからして十分に怪しいわ!」
 またも家老が家臣をけしかけようとする。
 家老がそう言うのも無理はない、その時代ではあり得ないような格好。そう、女はフリフリのキャミソールに、キュートなタイトのミニスカートを穿いていた。ちょっと屈むと下着が見えそうなくらいの。
 慌てた女は殺されてはたまらないとばかりに、舌をもつれさせながら自分のことを説明し始めた。