小説が読める！投稿できる！小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ！

「世界にひとつだけの花」
のイントロが始まった。
　間島がモニターの前へ行ってマイクを持った。花山もその横に行った。ともみも花山についてきた。美香も駆け付けた。二本のマイクで四人が歌い始めた。ほかの人たちが手拍子で盛り上げる。
　歌いおわると拍手と歓声が上がった。歌った四人が握手をした。ともみの手は痩せていると、花山は思った。
　ともみはまた穂高のところへ行きもう一度握手をした。
　そのとき、大勢の警察官が物々しく店に入ってきた。オフ会の参加者が全員顔色を変えた。