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檀上 香代子
檀上 香代子
novelistID. 31673
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香代子の初海外旅行

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2005年5月3日

14時成田第2ターミナル到着 初めてパスポートを見せての出国手続

きと荷物検査 別に引っかかるような物はないのに、心臓が破裂しそう

なぐらいドキドキ、何事もなく機上の人に、飲み物は水かコーヒーしか

飲めないので、問題はないが機上食2種類のうちから選ぶ説明がわから

ない。そこでふたりで別々のものにする。キャセイ航空の食事の量が多

すぎる。美味しいけど食べきれない。調理の人に気の毒だった~香港に

到着。機上でゲートナンバーを確認。 疲れて約2時間待ちをゲートに

座って待つことに。30分前になっても人が集まらない。

ゲートを見ると違う国の名前がーーー慌てて空港関係の人らしき人を捕

まえて、(日本語わかりますか?) 胸の前で手をバッテンの返事。 

あちこち走り回れども、日本人らしい旅行者も見当たらない。

やっと受付らしいカウンター見つける。外人で日本語話せず。

紙に飛行機NOとパリとローマ字を書いてみせる。うなずいた受付嬢彼女

は待つように合図して、調べに行って中国語を書いてきた。その紙は中

国語で書かれていた。読めないけど飛行機NOと馬と言う漢字でパリ行き

と判断した。そして、エレベータを指しエレーベーターで下へと手まね

で教えてくれ、その後の説明をするのだが、その先はわからない。とに

かく下へ向かうことにする。下に降りると空港の人が休憩室へ(後でわか

ったこと)行くとこに出会い、一人の人が日本語を理解できた、その人の

案内で目的場所へ~やっと着いたゲートは真っ暗。人は集まっているが、

時計は11時50分。11時55分発で、さては乗り遅れたか、エレベ

ーター前の警備の人に聞く。(飛行機NOとパリ?)警備の人(ウェイト)

といって待つ人のところを指す。う~ん、待てと言われても何が起こっ

たのか理解できない。 運のいいことに若い日本人のアベックがいた。

声をかけた。(パリへいかれるのですか?)(ええ)(もう時間なのに 

何かあったのですか?)(おばさん 香港と日本では1時間の時差があ

るの)〔エツ、そうなの でもゲートが違ってない?)(おばさん 

変更になることって良くあることなの)いやはやこの人やさっきの空港

の女性がいなかったらどうなったことやら。~なんとか5月4日パリ到

着。空港に娘と友達のジュリアンが迎えに来てくれいた。

  
 5月5日 朝7時に目覚めた。 花子はまだ、熟睡中。娘を揺り起こし

て(土田のおばさんを迎えに行きたい。)というと、寝ぼけ声で(一人

で大丈夫なの?)と不安顔。(大丈夫だよ、夕べ行った所だから)

(じゃあ、気をつけて、これがアパートの玄関をあけるナンバーだから)

~外は少し寒いけど街並みが珍しくて、心ウキウキ、ホテルに向かう。

バンセンヌの朝市が通りで開かれていった。つい鼻歌が出てスキップで

歩いた。ちょっと珍しそうに人が振り返る。生鮮品の物の大きさと量の

多さに驚いた。一時間あまり市を見てアパートから5分のホテルに行く。

(ボンジュール)と言って、元気よく受付に入ると~あれれ?昨日の女性

ではなく、違う男性が~仕方なく二階を指差し(土田、土田、フレンド)

を繰り返す。彼は電話機を取って(マダム土田)。確認とって、二階を

指し(ウイ)と了承の合図。「次の日から(ボンジュール)と言うと

(ウイ)と返事が返り、そのまま二階へあがる」(メルシーオバー)と

いってホテルを出る。帰りにイチゴを買う事にして(コンビニヤン?)

というと、(3ユーロ)の答えに嬉しくなる。(やった!♪)って感じ。

無事にアパートに帰って(買い物できたよ。)ウキウキ気分でその日は

始まった。

5月6日 花子がエスカルゴレストランで有名なレストランに予約をし

ているということで、レストランに行くが、残念ながら私は食べられな

い。あの黒い形を私の胃が拒否するのです。友は(旨し、美味しい)と

喜んで完食。私は魚料理を頼んだが、これも、魚臭さが強くて食べられ

ず、ライス一口とパン一切れで、高い料金を払わせてしまった。 友に

(貴女、母親でしょう?子供の気持ちを考えて、少しは我慢して食べて

あげなきゃ可哀相よ)と注意される。娘は私が我慢して食べると、すぐ

蒼白になり体調が悪くなる事を知っている。不思議なことだが、子供の

ころから我慢して一口、二口食べただけで、血が顔から引いて蒼白にな

り、吐き気と息苦しさが起こり、体調を崩す、胃が受けつけない感じに

なる。その日は家に帰って、お茶漬けを食べた。

5月7日 花子のボーイフレンド、ジュリアンの車で、モン・サン・ミ

シェルに向かう。サン・マロ湾上に浮かぶ小島は観光客があふれていた。

昼食は、名物のオムレツを食べたのだが美味しいけど、なにしろ量が多

く、半分で充分。お店の人には申し訳なかった。歴史を感じながらの観

光。今晩は、サンマロに宿泊する。城壁に囲まれた港町。街の散策は、

意外と静かで、土田さんは、体調が良くないのでパスだったので、3人

でレストランで食事。

 5月6日 朝早く目覚める。みんなは、まだ熟睡中。

散歩にでて、近くのカフェに一人ではいる。日本人が珍しいのか、2人

の男性客が珍しそうに観ている。(アン。カフェ、シュルベプレー)

本当はアメリカンが飲みたかったが言葉がわからないので、プチコーヒ

ーで我慢。言葉が通じて飲むコーヒーにすごく幸福感がある。(セ、コ

ンビニヤン?)(ドウ、ユーロ)2ユーロ払って(メルシー、オーヴァ)

と言って、店を後にする。(ヤッタ~ヤッタ~♪♪♪一人でできた~)気分

は最高。観光も楽しいが、感動は一人で出来たことに比べると小さい。

 5月9日 土田さんと別行動。彼女はバスでツア~。

私は、娘の学校へ授業参観。日本から来たというので特別許可されたの

だ。校長先生に(ボンスワ、アンシャンテ)と挨拶すると(コンバンワ、

はじめまして)と日本語で挨拶された。帰りはキム先生とクラスの生徒

さんと駅まで一緒。今日は明日のことを考えて、土田さんと2人オペラ

座近くのホテルに宿泊の予定で、ホテルの鍵を受け取るとき(ルームナ

ンバーいちまるいち)娘が笑い出した。(お母さん、いちまるいちは、

日本語だよ)あちゃ!娘にバトンタッチ。落ち着けば可笑しくなった。

 5月10日 何時ものように、早く目覚める。受付のムッシュに外出許

可をもらうため、(フレンド、スリープ)パントマイムで外に写真を撮

りにでたいと説明すれど、ムッシュ首を横に振って(ノン)困ったなあ。

どうすればわかる? その時黒人のメイドさんが(ヘルプ ユウ?)と

近づいてきたので、ムッシュと同じようにすると、ニッコリ笑って通訳

してくれて、(やった~!)(メルシー)と散歩にでる。感謝、感謝 ♪

商店街で開店前の店の写真を撮っていると、開店準備している黒人の

男性。(ボンジュール)と挨拶してカメラを指し、話しかけてくる。

わからない。写真がマヅイのかと重い、写真を撮る身振りして、胸の