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てっしゅう
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「初体験・希望編」 第二話そして最終回

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このまま家に帰ることが辛くなっていた雄介は定休日で家に居るだろう小枝子に電話をした。
「もしもし、雄介です。小枝子さんはいますか?」
「雄介さん、いますよ。ちょっと待ってね。小枝子!雄介さんから電話よ」
「小枝子です。どうしたの?珍しく電話なんかして」
「今、梅田にいるんです。そちらに伺っても構いませんか?」
「急ね・・・いいけど、化粧もしてないし、それにご飯もそろそろでしょ・・・どうしようか?」
「家に伺います。ご飯は何でも良いです。食べに行ってもいいし」
「そう、じゃあ待ってる。母と三人で一緒に食べましょう」
「うん、ありがとう。じゃあ今から行くから」

小枝子はどうしたんだろうかと心配になっていた。母に雄介が来ることを伝えると心配そうに「お話が出来たのかしら」とだけ言った。
「ご飯一緒に食べてもらうから、いいよね?」
「もちろんよ。じゃあ今から用意しないといけないね。あなたは手伝わなくていいから雄介さんとお話ししていなさい」
「悪いわ。待っててもらうから、手伝うよ」
「まず先に化粧してこないと・・・」
「そうだった!忘れてた。ゴメンなさい」
洗面台に行って洗顔していつものように化粧をした。そして普段着から出かけるときの洋服に着替えた。