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ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第9部

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043話 バラバラと破壊者の復活と修正力の真実




「なんだ?あいつの身体が変化したのか?」

「え…ッ!なになに?どうしたの!?」





「あの人…身体が…?」





−な、なんだこのオーズは?上下バラバラだと?−

「映司の奴、オーズのことまで…。まぁいい。失敗は働きで返しやがれ!映司ぃ!!」

「うん!…よし、いくぞ!!」




オーズはトラクローを展開し、龍に対して構えた!

オーズは現在、「タトバコンボ」へとコンボチェンジしている。頭から赤・黄・緑と上下三色バラバラなのが主な特徴である。このコンボには他のコンボと違い、これといった能力は存在しないが、タカヘッドの超視力、トラアームのパワー、バッタレッグの俊敏力…と、基本的なパワーバランスが取れており、なおかつこのタトバコンボは体力の消費が少ないのでどの状況下でも戦うことのできるコンボなのだ!!


そんなとき、龍の頭の一つがオーズ目掛けて攻撃してきた!
それに一番早く、フェイトが気づいた。


「ッ!!そこの人、気をつけて!!」

「大丈夫!セイヤッ!」


オーズはその攻撃をジャンプで避け、すかさずトラクローで龍の頭部を引っ掻いた!
龍は悲痛な雄叫びを上げ、傷口から緑色の血のようなものをながしていた。


「…す、すごい。あの人強いなぁ!」

「ふん!当たり前だろうが!!なんたってオーズは仮面ライダーだからな!!」

「え…おーが?…らいたー?なにそれ?」

「…あ、いけね…。今の無し!!」



危うくヴィータがオーズの事を喋りそうになってしまった。
幸い なのは は聞き間違えてくれた。

そんななか、オーズは龍の攻撃を避けてはトラクローで攻撃し、また避けては攻撃するという戦法を取っていた。しかしイマイチ龍にこれというダメージは与えられていなかった。


−おいッ!いい加減離れないか!!−

「うるさい、黙れッ!!…しっかし、どうする?…一か八か…ガタキリバだッ!!」


シグナムに憑依したアンクはオーズに向かって2枚のコアメダルを投げた!
しかし…


「おっと…、あれ?シグ…じゃない、アンクぅ!!これどういう組み合わせなんだよ!?」

「うるさい!!さっさとガタキリバになりやがれ!!」

「ガタキリバって、これ…」


オーズの手にあったコアメダルは「クワガタメダル」と「カマキリメダル」ではなく、なぜか「シャチメダル」と「ゾウメダル」だった。


「まぁいいや!!これで…!!」

『シャチ!トラ!ゾウ!』


オーズはすぐにメダルをセット、スキャンし、「シャトラゾ」へと亜種チェンジした!
それをみたアンクは…そっぽを向いてしまった…。


−おい、お前…もしかして…間違えたのか?−

「馬鹿ッ!!ちげぇよ!!思いどうりにメダルが出せねけだけだッ!!!!」



「ちょっとぉ!!これじゃぁあんまり意味ないじゃないか!!…て、わぁ!!?」


そんな時、龍の口から再び火炎弾が放たれた!!
オーズは咄嗟にシャチヘッドの口から水流弾を放ち、それを相殺した。


「あ、危なかったぁ…、それにしてもこの状態どうするかな?…そうだ!!」


なにかを思いついたオーズは「トラメダル」から「クジャクメダル」に変え、それをスキャンした!


『シャチ!クジャク!ゾウ!』


「このゾウの足だったら!!」


オーズは天高く飛翔し、肉眼では捉えられないほど上空まで飛んでいった。


「あの人、どこ行ったんだろう…でもそんなことより…」


フェイトは今のシグナムを見つめた。
…なにか最初会ったときと雰囲気が違う気がする…。

ダメージを受けすぎて頭がおかしくなったのだろうか?
いや、その前にシグナムの髪は金髪ではなかっただろうか?

そんなことをずっと考えていた。




−な、なぁ…。テスタロッサがさっきから私を凝視しているのだが…−

「あん?あのガキのことなら気にするな。それより映司のやつどこに…『……やぁぁぁぁぁ…ッ!!』…ん?」


上空から勢いよく落ちてくる物体が見えた。
それはとてつもないスピードで龍めがけて落ちてきた!!


「な、なになに?なんなの!!?」

「おぉ!!映司じゃねぇか!!」

「…え?」



(映司…さん?)



…ヴィータは興奮し、言ってはいけない事をさりげなく なのは に喋ってしまった。
しかも当の本人はそれにすら気づいていなかった。



そんな中、自分の真上を急降下してくる物体にようやく気づいた。
しかしその時には既に遅かった!!


「せいやぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」


その瞬間、オーズは両足で龍の背中に落ち、龍は衝撃で地面に思いきり叩かれてしまった!!
その衝撃で辺り一面砂煙と衝撃波が発生した!!


−や、やったか!?−

「さぁ、どうだろうな…」


砂煙の中、一人の人物がシグナム…もといアンクの元へと歩いてきた。
紛れもなくオーズだ。


「はぁ…はぁ…あのスタンプ攻撃ならいくら龍でもまともに立っていられないでしょ」



「ね、ねぇ、君」

「あん?なんだお前」


なのは は恐る恐るヴィータに話しかけた。
さっきの真実を確かめるために…


「ねぇ、あの人って、映司さんなの?」

「ッ!!!!」


ヴィータに衝撃が走った!!
…なんでわかったんだ?


「そ、そんなわけねぇだろ!!だいたいなんであいつが映司なんだよ!?」

「ん~、なんか怪しいなぁ」

「馬鹿ッ!!絶対映司じゃねぇからな!!それよりお前!!」

「お前じゃないの!!」

「…え?」


ヴィータは先ほどとは一変した なのは の表情に驚いた。
声のトーンも明るいものではなく、真剣そのものだった。


「…私、『高町 なのは』、あなたのお名前は、なんなの?」

「ふん…、知ってどうするんだ?」

どうせ知ったところで私たちの素性を調べる気だろ?
それともここで私たちを捕まえる気か?


だが、ヴィータの答えは全て外れだった…。




「お友達に、なりたいんだ…」

「えっ」



友達?

なんでだ…私たちは敵どうしなのに…。



「……ヴィータ…」

「え?ごめんよく聞こえ…」

「『ヴィータ』だっつってんだよ!!高町なんとか!!」

「うぇぇ?ち、ちがうよ!なんとかじゃなくて…、な・の・は!!」

「た・と・ば?」

「もう!ヴィータちゃんわざとでしょ!!?」






「なの…は?」

−ヴィータ…−

「あん?どうしたんだ、お前」





「ヴィータちゃん…、やればできるじゃない!」

2人のやりとりをそこにいた者達は全員見ていた。
それだけではなく、モニター越しからクロノ達も見ていた。


−−−

「さすが、なのはちゃんだね」

「あぁ、彼女は僕たちができないことを簡単にやり遂げるからね…。こういうところは尊敬できるな」

「なんだい?クロノ。あんたが他人を褒めるなんて珍しいじゃないか!」

「う、うるさい!!」

「なのは…、君は凄いよ。敵味方関係なくすべてを繋げてしまうなんて…。」



−−−


「ねぇ、ヴィータちゃん。お願い…なんでこんなことしているの?話してくれないとわからないよ?」


ヴィータは一瞬戸惑った。