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第四章一話 珍妙な班

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それは唐突に起こったのだ。

「ええ?!なんだと!!」
「そうなんです・・・・すみませんでした!!」
「あいつはどうしてたんだ!見張り役だろ!」
「あいつには違う仕事を任してまして・・・」
「ええい!手分けして探せ!まだ遠くまで行っていないはずだ!」
「はい!」
タタタタと走る先輩兵士達を見てると、後ろから
「すみません!すみません!いつもいつも風兄(ふうにい)がすみません!」
謝りながら走るの男の子を源五郎達は見ていた。
「どうしたんだろ~?」
「そーだね。」
源五郎とチェルグは話していると、隣にいた林が
「あれ?しらねえの?二之前兄弟のこと。」
「「「「二之前??」」」」
「あ、知ってる。確かあの班って色々奇妙なんだよね。」
「奇妙とは?」
墨田が話しに入ると
「うん。あそこの班は謎多き須郷隊長。
見た目は俺たちと同じくらいなのに、実際は20歳という霜山曹長。
どでかいことを平気な顔でしでかし、味方からも要注意視されている二之前風太二等兵。小心者なんだけど、実力は未知数と言われている二之前雷太兵長。
それが剣術部隊第10班さ。」
「よ~く知ってるね。林君。さすがは自称情報屋。」
「正真正銘の情報屋ですけど。」
後でわかるのだが、林の実家は新聞社なのである。
「で、その風太だっけ?何をしでかしたんだ?」
「あぁ、たいしたことないさ。どっかいったんだよ。」
「「「「「いやいやいや、それたいしたことあるっしょ!!」」」」」
突っ込みの腕を上げた剣術部隊諸君でした。
すると後ろから
「な~に楽しいことしちょるん?」
「うわっ!!」
噂の風太が後ろから現れた。
「きっ君の話をしてたんだけど・・・・その背負ってるのは何?」
「ん?ん~~なんだこれ。」
風太の背にはのびきっている現地人の少年が背負われていたのだ。
「風兄!こんなとこにいたってヒィ!!なななななななんなのそれはああああああああ!!!」
「ゴルア、風太!また厄介なものもってきやがって!!」
後ろから風太の双子の弟の雷太と霜山が来ていた。
「うわっ。珍妙班のお出ましだ。」
はたきで叩かれたのは言わずとも・・・・
「元あった場所に捨ててきなさい!」
「いやいやいや、一応人間ですから霜山曹長殿!!」
「ん~~?あ、そうだ~。雷太、ちょっとこっち来て。」
「ん?な・・・なに?」
「これ、あげる。」
それは「さっきまであったっけ?」と一同が思わざるをえないほどの袋があったのだ。
「ムーーーーーーーーーーー!ムーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
[な・・なにかが聞こえる・・・・]
心の中で冷や汗だらだらの雷太だが、目の前で見つめている(ある意味暴君)兄を前にして小心は皆無に等しい為
「な・・なんだろ~~」
ガサガサと袋を開けると
「Sino kayo guys! !Free sa akin! !」
一人の少女が出てきた。
「・・・・・・誰?」
「「「「「「「お前が拾ってきたんだろうがああああああああああ!!!!」」」」」」」

作品名:第四章一話 珍妙な班 作家名:sanze1991