小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

しあわせな、じかん

INDEX|1ページ/1ページ|

 
しあわせな、じかん
 土日はいつも昼まで寝ている。しかし、なぜか今日は早く目が覚めた。目覚まし時計を見ると、時刻は午前7時。
 もぞもぞと布団から抜け出て、服を着替える。
お腹が鳴った。朝食を作る気は起きない。
 そういえば、近くに喫茶店ができたんだった。あそこに行ってモーニングセットでも食べるとしよう。

 自転車に乗って、喫茶店へ向かうことにする。町は静かだ。道には誰もいない。皆寝ているのかな?
 住宅街を通るとき、いくつかの家から音がした。どうやら朝食の準備らしい。
 トントントン。包丁で野菜でも切っているのかな。
 ジュワーッ。ハムエッグかな。
 ピーッ。お湯でも沸かしてるのかな。
 もうすぐ皆起きてきて、朝食の時間。日曜日ってことで、家族皆で食事なのかも。

 そんなことを考えていたら、もう喫茶店に到着。どうやら一番乗りらしい。店内は静かだ。早速モーニングセットを頼む。セットの内容は、ハムとチーズを挟んだホットサンドとコーヒー。シンプルイズベスト。

 新聞を読みながらセットを待つ。今日もこの辺りは何の事件もないらしい。平和でなにより。
 焼けたパンの香ばしい匂いがしてきた。食欲をそそられるあの匂い。店員さんがセットを持ってやってきた。早速食べることに。溶けたチーズがパンとハムに絡んで美味い。ハムとチーズの塩味とパンの甘味のバランスがいい。サクサクしたパンの触感がたまらない。
 コーヒーも飲んでみる。これまた何とも美味い。雑味がない。流石喫茶店。
無我夢中で食べていると、あっという間に完食。もっと食べていたかった……

 会計を済ませ、店を出る。いつかまた来よう。そう思った。
 幸せな時間だった。朝からこんなにおいしい物を食べられるなんて。たまには早起きもいいもんだね。

作品名:しあわせな、じかん 作家名:うろ