小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

INDEX|86ページ/89ページ|

次のページ前のページ
 

提携先の銀行を見つけると、200万円を引き出した。
「これからアパートを探すよ」
「なんで」
「住むとこないんだろう」
「嘘、何でそんなことしてくれるの。援助交際は嫌だよ」
「そんなことはしないさ」
「だったらなんで」
「ちゃんと立ち直って欲しいんだ」
「信用していいんだよね」
その時の大塚桜の顔は、生まれたばかりの赤ん坊のように愛おしかった。
アパートは直ぐに見つかった。
3日後には入居出来ることになった。
青田は大塚桜に50万円を渡した。
「好きに使って御覧」
「・・・・」
大塚桜は黙っていた。

 
作品名: 作家名:吉葉ひろし