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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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手紙を読んで宏はすぐに手紙を書こうとした。
しかし受験を控えている由美に余計なことは考えさせたくはなかった。
由美の絵は特選に選ばれていた。
宏はどこかに居るのではないかと見たが、由美らしい姿を見ることは出来なかった。
宏は自分が恥ずかしく思えた。
金儲けの事ばかりを考えている。
もしあかりが幸子であれば助けなければならない。
宏はそう考えると居ても立っても居られなかった。
あかりの居る店に電話を入れた。
まだ店の開く時間ではないが、マスターが出た。
宏があかりのことを尋ねると、宏であることを確認してから
「大学生らしいです」
と教えてくれた。
しかし住んでいる所は知らないと言った。
作品名: 作家名:吉葉ひろし