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朝霧 玖美
朝霧 玖美
novelistID. 29631
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お盆の思い出

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お盆の送り火を焚いた。(7/15)

私の実家では、旧暦のお盆なので、この時期のお盆はピンと来ない。

でもまぁ結婚したら、”郷に入っては郷に従え”で、毎年迎え火など

焚いてお迎えしている。

こういう行事は好きだからいい。なんか日本らしくてね。


子供の頃のお盆の思い出。

築300年近い家の廊下で、じいちゃんが仏壇のかねやろうそく立てを

白いクリームみたいなので(クレンザー?)磨いていた。

それを手伝っていたのを覚えている。

きれいになったら仏壇に戻して、それから近くにあるお寺のお墓に行く。

お寺は家から歩いて3~4分。

子供の頃はかくれんぼや蝉取りをして遊んでいた場所だ。


お盆は帰られない。新幹線も混むから。

実家に帰るなら、7月のお祭りの時と11月の父の命日の頃がいいなぁ。

お盆に帰らなくたってちゃんと待っていてくれるだろうから。


こんなこと思うのはおかしいかもしれないけれど、あの世に行くと

親子関係など希薄になって個人的なものになるというが、死んだ時は

とりあえず生前親しかった人が迎えに行くとかその筋の本に書いてあった。

(霊界関係の本も実は怖い物見たさだが好きだ。)

だとしたら、私が死んでも父と祖父が迎えに来てくれるんだなぁと

思ったら、死ぬ時は怖いけれどその後は安心かなとか思ってしまった。

どこにいても知り合いがいると言うことは心強い。なんちゃって・・・?
作品名:お盆の思い出 作家名:朝霧 玖美