二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

鬼殺し ~全てが終わる時~ 起

INDEX|12ページ/13ページ|

次のページ前のページ
 

戦~白夜叉と神威~



「銀・・・ちゃん・・・」

神楽は、力なく床に膝をつけた。

他も、ただただ、唖然と見ていることしかできなかった。

「銀さんっ・・・!」

「「銀時!!」」

「旦那!!」

「銀ちゃん!!」

新八たちは、銀時に叫んだが、銀時は何も反応せず、神威の首を持っている手の力を強めた。

それに、神威は

「そうこなくっちゃねぇ。

白夜叉」

ニヤッと笑うと、銀時の腹を蹴り、銀時の手から開放した。

ドガッ!

「ガハッ!」

「銀ちゃん!!」

「万事屋!!」

土方が銀時に近づこうとした時神威が、瞬時に土方の前に来て、土方の首を掴んだ。

「ガッ・・・!」

「土方さんっ!止めろぉお!!」

沖田が叫んだ。

しかし、神威は、沖田の言葉を無視し、手の力を強めた。

土方は、神威の手の中で苦しもがいていた。

それに気づいた、銀時は苦しそうに、咳き込みながらも立ち、

「土方を・・・!!はなせぇえええ!!!!」

銀時は神威に突っ込んで行ったが、

「邪魔しないでよ。俺は今こいつの相手をしているんだから。」

そういうと、番傘で、銀時の腹を刺した。

「っあぁああああ!!!」

銀時は力なく、倒れてしまった。

「万事屋!!」

土方は、神威に首を掴まれているのを忘れて、銀時の方を見た。

しかし、

「じゃあ、再開しようか。」

神威のこの一言で、首を掴んでいる手の力を強めた

「がっああ!!」

土方は、口から、血を吐いていた。

「銀ちゃんとマヨをはなせぇええ!!」

「旦那と土方さんをはなせぇええ!!」

沖田と神楽はそういうと、神威に向かって行った。

神威は、足で沖田と神楽を蹴ろうとした。

その瞬間





ザシュゥウッ!!

「やめ・・・ろっ・・・」

そこには

腹を

刺されたはずの

銀時が

立っていた。

「銀ちゃんっ・・・!」

「旦那・・・!」

銀時は神威を睨みながら

「土方を・・・はなせっ!」

それを見た神威が

「それは無理なお願いだなぁ。まあいいや。今日は此処までにしておいてあげる」

そういうと、土方を突き放し、銀時に斬られたところを血滴らせて行ってしまった。

その途端、銀時は倒れてしまった。

<改ページ>