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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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トゥプラス

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 綾乃はこの爺さん少しガメツイと思ったが、壊した物の修理代を請求するのは当然とも言える。
 弓矢を壊したのは自分なのだからと綾乃は財布を取り出した。
「一万円か……なかなかの出費よね」
「お嬢さんは払わなくてよい」
「どうして?」
 財布から一万円札を出そうとしていた綾乃を葉月老人の声が止めた。
「武が払いなさい。おまえがついていながらこんなことを仕出かすとは、まだまだ精神の鍛錬が足りん証拠じゃ」
「そんなぁ〜、ボク一万円も持ってないよ」
「じゃったら、神社の掃除を隈なくしていきなさい」
「それもヤダよぉ、だって今日中に終わらないよ。明日も学校あるし」
「今日も学校をサボってここに来たのじゃろうが、つべこべ言わずに掃除をしなさい!」
 結局武は葉月老人によって軟禁状態で神社の掃除をさせられるハメになり、綾乃は音沙汰なしで帰された。
 綾乃は武に何度も謝って神社を独り後にしていった。