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フレンドボーイ42
フレンドボーイ42
novelistID. 608
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BSS38 ビール

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「もっとどうぞ先輩」
 「嫌厭しかし君」
 「いいですから」
 「でも」
 「お金は僕が払いますよ」
 「しかしだが」
 「いいですから」

 コーラ、ソーダという炭酸飲料は飲ませるのに大変時間がかかるがビールはそうでもない。炭酸飲料で唯一の、自分から大量に摂取する飲み物だろう。水よりも多く飲んでしまい、ビールの魔力に取りつかれれば死ぬまで飲み続ける。もう動けなくなる直前まで飲ませ、外にでる。
 ふらついた先輩。
 僕はニコッと笑った。

 元カノが死んだ。
 それは何でだろう。
 ソーダを飲まされた形跡。
 苦しみを味わわせた奴。
 
 振られても彼女が好きだった。

 そう、その男、犯人はソーダを飲ませてくる閉めた後で毒を飲ませたのだ。炭酸飲料で苦しめいたぶるという非道な行為。

 やるなら同じように復讐したかった。
 炭酸飲料。

 ビ ー ル

 そう、泡が特徴的なドイツの酒。
 それならば強制しなくても飲ませることができる。

 犯人を独自ルートで調べあげた僕はこの会社にはるばるやってきた。彼を殺す、それだけのために。

 少し押すと彼は飛んでいった。

 ここは地元民も寄り付かぬ崖。

 もう、終わりだろう。

 明日会社に行ったら、「あれ?先輩は?」と真っ先に聞いてやるんだ。
作品名:BSS38 ビール 作家名:フレンドボーイ42