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虹という物語

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「女と思っていると痛い目に合いますよ?」

とアイリスが言ったことに、リアギスは、はいはいと軽く受け流した。そして、アイリスが名文句を言ってたら少しもたたないで、エレベーターは最上階に着いた。



どうやら、ゼンたちが最後だったらしい。総隊長、他の隊のみんなはもう来ていた。

「ゼン、リアギス、アイリス。早くこっちにこい!」

はい!とゼンたちはいそいで総隊長の席のまわりに集まった。そして、総隊長はまわりを見わたすと話し出した。

「お前たちを呼び出したのは理由がある、分かるか?」

みんな首を横に振る。

「そうか、それはよかった。他の人間には知られていないことになっている。いわゆる、緊急事態ってヤツだ。
そして、それを解決するのはお前たちだ。心して聞け。」

みんな息をのんだ。そして、総隊長は一息おくと、こう言った。

「シンナテルカ姫が消えた。」

この言葉を聞き、みんなが驚きを隠せなかった。シンナテルカという方は、次期王妃候補の1人。そして、一番それになる可能性の高い人物なのだ。
そのため、今、シンナテルカ姫はほとんど監禁のような暮らしをしいられている。他の王妃候補が狙っているからだ。
みんながざわめく中、ゼンだけはその中で一番動揺していた。それは、ゼンとシンナテルカ姫はとても仲が良かったからだ。ゼンがシンナテルカ姫と会ったのは3年前だった。城で迷っていた時に助けてもらったのだった。
無理矢理部屋に入れられる所も見て、元気をつけてあげようと思って接してから、結構仲が良くなった。そのため、心の中でゼンはとても心配だった。

「そこで、俺たちに姫の身を探してほしいと頼まれた。」

みんなうなづき合い、すぐさま行こうとする者もいた。そこで、総隊長の怒声が響いた。

「落ち着け!!役割を命ずる。まずは・・・。」

総隊長の話をまとめると、第五~第七小隊隊長は帝都外の捜索、第二と第四小隊隊長は帝都の中、第一と第三小隊隊長、つまり、ゼン、リアギス、総隊長は、城の中の捜索を命じられた。
ゼンが城の中の捜索に選ばれたは、姫が城の中にいる可能性が高く、姫と仲が良いという所を買われたようだ。
さっそく役割の場所に移動することになった。
作品名:虹という物語 作家名:リゲル