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寅蠍(タケカツ)
寅蠍(タケカツ)
novelistID. 982
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俺とお前の風邪の治し方

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「俺とお前の風邪の治し方」


先日、俺のバイト先にふらりと立ち寄ったアイツは其処でどうやら質の悪い風邪を貰ってきたらしく、
只今盛大に風邪っぴき中…。

「あ゛〜っぜっでーあ゛のグゾでんぢょーのぜーだっっ」

いやいや、皆風邪ひいてあそこ等辺一体病魔だったからな。
一概に店長のみとも言い切れないさ。
かくゆう俺がトップバッターでひびいている流行なのだが(苦笑)。
まあ、店長なんか一番酷いんだけどな。
死ぬんじゃないかと思うぐらい酷い咳してたが、今のこいつはまだマシな方だ。
鼻水が止まらんらしいが見た目元気そうなので少し安心したが、本人は相当辛い様だ。
微熱に扁桃腺が腫れて目が回るのだとか…。
オイオイ病院にはいったのかよ。

「だっで〜びょういんきら゛いだも…」
やっぱりか…市販の薬買ってきて正解だな。
ほら飲めよ…。

「やだ…粉はおいじぐない」

薬が美味くてどうするよ…。
一応錠剤もあるけど?

「お゛まえ飲ま゛せ゛て」

ほういい度胸だな…。
病人だからと優しくしてやれば付け上がりやがってっ!!

無理矢理口をこじ開け俺の手ごと薬を咽喉の奥に突っ込んで水を遠慮なく注ぎ込む。
むせて涙目のお前なんぞ睨んできたと事で怖くとも何ともないわっハハンっ(嘲)

「げへっえほっ…っちょ、ひどぐね?やざじぐくちうづじでの゛まじでよぉ」

あーうるさい、うるさい。

「あ、お前にうつせばい゛いんじゃね?」
何名案の様に頭の悪い答え導き出してんだよバカか。
つか何顔近づけてきてんだ。
口を尖らすな。やめろ、キショイ。

「ほら゛、風邪には運動じで汗かくの゛がいい゛っでゆーじゃん?」

それでなんで俺がお前の寝床に引っ張りこまれにゃならんのだ。あ?
いい加減にしねーと……。



「…そんなに早く治したきゃ…てめーのケツにでっかい座薬突っ込んでやろうか?ああん?」









顔面蒼白で大人しくなったアイツを一応手厚く看護した俺だった。