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バトンを繋ごうRPG 『勇者の旅立ち』
バトンを繋ごうRPG 『勇者の旅立ち』
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バトンを繋ごうRPG 『勇者の旅立ち』[小説コミュニティ]

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勇者ノベリットの冒険

かざぐるま}
かざぐるま
勇者は村を出た。装備も魔法もまだ持っていない。とりあえず北の森に向かってノベリットは歩き出した。そこに突然!!
2013-07-11 19:30:04

コメント (193)

匿川 名  2013-07-15 00:40
それは古ぼけた茶色のローブを身にまとった三人の男たちだった。
うっすらと覗く顔は枯れ木のように細り、病的なまでに色白い。
そして真ん中の男が低く細く、しかし洞窟に響き渡る声でこう言った。
『・・・我らはこの剣を守る者。汝が聖剣を手にするに相応しい者であるか、確かめさせて貰う・・・』
「え、そうなの?!」
そんなことは全く聞いていなかった勇者に対し、男たちは!

かざぐるま  2013-07-14 18:31
「よし、マナ!君は今から正式な仲間としてパーティに加えよう!」
「え?」
過去は問うまい。強引に連れて行こう。

『マナが仲間に加わった!』

さて……今回の目的は、この洞窟の奥にある『伝説の剣』を抜いた瞬間に閃くらしい。
ノベリットはマナを従えて魔物の待つ洞窟を進んで行った。
しばらく進むと、やっと伝説の剣を見つけた。

しかし!それを守る様に何かが立ちふさがった!

匿川 名  2013-07-14 16:42
そういえば彼女にはどこかアイツの面影があるような気がする。
しかし、彼女にこんな大きな娘がいるはずはない。
「・・・他人の空似・・・だよな?」
勇者は独り言をつぶやいた。
「そうそう」
流ちょうな言葉でマナが相槌を打った。
「え」
「エ」
思わずつぶやいた勇者に、取って付けたように片言でマナが返事をした。
・・・まあいいや、細かいことは気にするまい。
それよりも、忘れちゃいけない今回の旅の目的だ!
それは!

かざぐるま  2013-07-13 23:12
「ま、まあ一文字は合ってるがな」

ふと幼少期の記憶が蘇る。
勇者の初恋の人の名は・・・『花江』

まさか?!

匿川 名  2013-07-13 20:33
「我が名は、松田花江!」
「え」
勇者は予想外にスラスラした東洋風の名乗りに呆然とした!
すると急に少女は慌てたように、顔の前でわたわたと両手を振った。
「ワタシ、マナ!」
そして少女は何事もなかったかのように、カタコトで、しかも屈託のない笑顔でそう名乗り直した。
・・・信じて良いんだろうな?
勇者の中に、一抹の不安が過ぎった!

かざぐるま  2013-07-13 10:49
「超いってぇぇぇぇ!!!」振り向くと少女が先ほど蹴り倒した看板を持っていた。
「スライム、ダメ、ゼッタイ」と何故かカタコトで怒られる。
よし、もっと強いモンスターにあったら仲間にしようと心に決めた。
それよりこの少し凶暴な少女の名前を聞いておこう。
「あ、あの、お名前は?」
少女は咳払いひとつすると言った。私は!

匿川 名  2013-07-12 22:20
実はこっそりこんな事を考えていた!

『諸般の事情により、パーティは五人までだしなあ。今が二人で、コイツが入ると三人。と、すれば追加はあと二人までになるし、スライムってやっぱり最弱レベルだし、得策じゃないかもしれないけど、序盤はそれでも居るだけで助かるかもなあ?』

素早く進む計算と妄想。
その時、そんな勇者の後頭部にいきなり謎の一撃が見舞われた!
目の前が暗くなる。
一体何事だ!?

かざぐるま  2013-07-12 22:12
パンを少女の手から払いのけ、スライムのほっぺた(どこか分からないが)ブン殴ってみた。
スライムは涙目で謝り、仲間になりたそうにこちらをみている。そこで勇者は!

匿川 名  2013-07-12 22:03
なんとパンくずを手にして少女がスライムの餌付けにトライしようとしていた!
可愛くてつやつやしているようでも、実はスライムの体液は強酸性だ!
危ない!無謀だ!
パンくずを持った少女の手がスライムの口元に迫る!
慌てた勇者はそこで!

かざぐるま  2013-07-12 21:56
勇者ノベリットは「一瞬戻ろうか」と思ったが看板を蹴り倒し少女の手をとると、奥の洞窟に向かって走った!
しかし目の前には緑のスライムが立ちふさがった。武器はまだない。勇者はまわりを見廻すと、そこには!

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