140[小説コミュニティ]
ペルソナシリーズ用
水茄子} 水茄子 |
Pのつくシリーズ専用です。 【P4:主花】など、頭に作品略称をつけて区別しましょう。 |
2011-01-30 12:38:44 |
コメント (7)
水茄子 2011-04-10 21:51
【P3P:ジンハム】
「ついてる」「何や」「ご飯」 頬の頂きに白い粒一つ。どうしてそんな所に、という疑問は思い浮かぶ端から消えて、ああどうでもいい。私の手元には塩むすび。ぎゅむ。白い粒は見えなくなった。嫌がって、でも食べ物だから払い落とせない生真面目な男。「美味しいよ。食べてね」
藤堂桜 2011-02-07 22:16
【P3P:男主(音)と小田桐 試験についての話し.2】
「小田桐、試験問題ってのは作成者の性格が出るんだ」「ほう?」「だから、普段からそいつを観察していれば出題の好みがわかり、傾向と対策が立てられる。まるで恋愛みたいだと思わないか」「なるほど。では、何故キミは追試組みにいるんだ」「…出題者が俺の好みを知ってはくれなかったからさ」
藤堂桜 2011-02-07 22:15
【P3P:男主(音)+順平+天田 試験についての話し】
「初等部にはこういう定期試験はありません。でもいずれ中等科に進めば…やっぱり、大変ですか?」「大変なんてもんじゃない。戦争だ…しかも極めて一方的で惨い戦争だ」「そんなに、ですか。なら、今より予習も復習も増やさないと」「…天田、お前は俺達のようにならないさ。な、音」「俺を見んな」
藤堂桜 2011-01-31 23:38
【P3P:綾ハム】
彼女はいつも受け止める。ボロボロに傷付いて、涙が涸れても。いつも受け止める。「ねぇ、どうして逃げないの。逃げるのって悪い事かい?」傷だらけの彼女の手を引き問いかければ、そんな事かと微笑んだ。「逃げ方が分からないの」朝食のメニューを言うように答えると、彼女は拳銃で頭を撃ち抜いた。
藤堂桜 2011-01-31 23:32
【P3P:綾ハム】
キミが泣くから、僕が笑って、キミは触れられないから、僕が触れて。キミが言えないことを、僕が言うけど、僕が出来ないことをキミがしてくれなくて。キミじゃなきゃダメなのに、キミじゃなきゃ出来ないのに。僕のたった1つの最後のお願いなんだ。キミが未来でキミの為に笑えるように…「僕を殺して」
藤堂桜 2011-01-31 23:28
【P3P:綾時と女主と…】
キミはいつまで泣いているの?そんなんじゃ、いつか涙の海で溺れてしまうよ。ねぇ、涙を僕と半分こしようか。そしたら二人で海にいられるし。僕が泣くのを我慢すれば、嵩は半分だ。彼がキミをスプーンですくってくれるまで僕が傍にいるから。だからお願い。半分だけでも笑って
水茄子 2011-01-30 12:40
【P3P:小田さお】「不意に鼻先を掠めた香りが、1つの影をローファーの踵に敷く。「あれ、小田桐君?」「君か」 そう話すのは、休日の誘いに応じてくれた"友人"と、見覚えはあるがたった今名前を認識した"彼"。髪も、服も、眉間の皺も、何一つ彼とは重ならないはず、けれど。私は一歩後ずさって、遠くを見た。
【P3P:小田さお】「君は本当に危ない奴だな」「そうかしら?誰にとって?」 ぴくりと眉が動く。「誰かと言われれば、君自身だ。危なっかしい」「平気よ?」 彼女はいつものようにどこを見ているのかわからない。そして笑う。笑う。宙に浮かせた手は彼女に触れる事なく融けた。「ふふ。怖いって、言えばいいのに」