『生きるとは、毎日ちょっとずつ更新すること』
生きるって、劇的な変化のことじゃない。
むしろ逆だ。
朝、スマホのアラームで目が覚める。
眠いまま、とりあえず起きる。
顔を洗って、コーヒーを飲んで、昨日と同じような一日が始まる。
でも
その中で、人はちゃんと「生まれ直している」。
昨日、言えなかった一言を今日は言えた。
昨日、イライラした場面で、今日は少しだけ飲み込めた。
昨日、逃げたことに、今日はほんの少し向き合えた。
それだけでいい。
それが「新しくなる」ということだ。
SNSを開けば、
誰かの成功、誰かのキラキラした日常が流れてくる。
比べれば、自分は何も変わっていないように見える。
でも実際は違う。
人は、外から見えない単位で変わっている。
0か100かじゃない。
1ミリとか、0.1歩とか、そんなレベルで前に進んでいる。
令和の「進む」は、
がむしゃらに走ることじゃない。
止まりそうになりながらも、
完全には止まらないこと。
不安を抱えたままでもいい。
自信なんてなくていい。
それでも、とりあえず今日を終わらせる。
それが「前に進む」ということだ。
生きるとは、
毎日、大きく変わることじゃない。
昨日の自分を、ほんの少しだけ更新すること。
うまくいかなくても、ゼロに戻らないこと。
前に、前に、前に
じゃなくてもいい。
「止まらない」
それだけで、人はちゃんと進んでいる。
作品名:『生きるとは、毎日ちょっとずつ更新すること』 作家名:タカーシャン・ソレイユ



