小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
タカーシャン・ソレイユ
タカーシャン・ソレイユ
novelistID. 70952
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

震災が残した「平和の種」

INDEX|1ページ/1ページ|

 
震災が残した「平和の種」


震災のあと、
人は思いがけない形でつながる。

遠い町から届く支援。
顔も知らない人からの励まし。
距離を越えた祈り。

その一つ一つが、
心の奥に静かに残る。

十年たっても、
二十年たっても、
その記憶は消えない。

「あのとき助けてもらった」

その思いは、
やがて人を動かす。

かつて支えられた人が、
今度は支える側になる。

被災地だった場所が、
別の被災地を助ける。

そうして
「恩返しの心」は
子へ、孫へと受け継がれていく。

支援には大小がある。
大きな支援もあれば、
小さな気遣いもある。

しかし大切なのは、
その大きさではない。

「支え合おうとする心」である。

される側が
する側になり、
また誰かに支えられる。

その循環が生まれたとき、
社会は少し優しくなる。

地域から国へ。
国から世界へ。

この小さな心の連鎖こそ、
静かに広がる

平和の種なのである。