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タカーシャン・ソレイユ
タカーシャン・ソレイユ
novelistID. 70952
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「ああだ、こうだ」と言い過ぎて、日本は認知症大国になった

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「ああだ、こうだ」と言い過ぎて、日本は認知症大国になった

〈認知しすぎて、認知症大国に〉

人は、何でも名前をつけたがる。
ああだ。
こうだ。
それは正しい。
それは間違いだ。

理解した気になるために、
世界をどんどん認知していく。

だが、認知すればするほど、
世界は狭くなる。

本当は、
わからないもの
曖昧なもの
言葉にならないもの
そこにこそ
人間の感性や生命の余白がある。

しかし現代社会は違う。

分析する。
分類する。
診断する。
評価する。

そして最後には
すべてを「認知」する。

その結果どうなるか。

世界は理解されたのではない。
単純化されただけである。

こうして人は
考える力よりも、
ラベルを貼る力ばかり磨いていく。

気づけば社会全体が
「ああだ」「こうだ」と言い過ぎて

認知しすぎて、
認知症のように
世界が見えなくなる。

皮肉なことに
認知を増やしすぎた社会は

認知症大国になる。