心境の変化
その6
先日、若いころからずっと相談に乗ってもらっていた同級生と何年かぶりに色々話ができた。
彼女は公官庁を退職してからは隠遁生活を楽しんでいると笑って言った。
別の話になるが…
中学生から高校、それ以後年をとってもグループでの交友関係を保っている或る同級生の友達がいる。
その友達は何事かあるとグループで結束し、一緒に行動している。
前述の同級生と後述のグループに連なっている同級生は真逆な生き方だ。
思うに、私はその二種類の人達とは別のどちらにも属さない生き方をしてきたと思う。
グループを組んだ経験もなく、されど一人でいることもなかったこれまでの生活で、その時その時に交わった人たちを寄せればかなりの人がいたように思う。
でも最終的には独り行動をしているから、今の年齢になって他の人から強い人だと言われるようになった。
自分では強いとも思わないが、なんでも自分で判断してやり遂げて偉いと彼女らは言う。
浅く広くというのも好きではなく、かといってべったり密に他人とくっついているのを見ると嫌だなと思う。
なんだかんだと言いながら、今は人に頼られたり、その反面娘に頼ったりして年月が過ぎている。
長くもない命だが、毎日の心のバランスが崩れないことを祈るばかりだ。
完



