『体制へ、宣戦布告』
資本主義へ、宣戦。
命より利益を優先する構造。
赤字は悪で、過労は美徳。
人間を「コスト」と呼ぶ思想。
その発想に、宣戦。
学歴主義へ、宣戦。
点数で人間を序列化し、
偏差値で未来を振り分け、
勝者にだけ拍手を送る教育。
その物差しに、宣戦。
官僚主義へ、宣戦。
責任を曖昧にし、
前例を盾にし、
生活より手続きが優先される体制。
その無機質さに、宣戦。
政治の保身へ、宣戦。
票になる声だけを拾い、
都合の悪い現実を後回しにし、
失敗しても誰も辞めない文化。
その鈍感さに、宣戦。
SNS承認経済へ、宣戦。
再生数が価値を決め、
炎上が拡散を生み、
静かな善意が埋もれる世界。
その浅さに、宣戦。
若者よ。
怒れ。
だが壊すな。
壊すのは制度じゃない。
前提だ。
「人は競争で価値が決まる」
その前提を壊せ。
「強い者が上に立つ」
その幻想を壊せ。
宇宙は序列を作っていない。
空も星も、肩書きは持っていない。
命は等しい。
この原理に反する体制すべてに、宣戦。
武器は暴力じゃない。
見下さないこと。
利用しないこと。
沈黙しないこと。
それができる若者が増えた瞬間、
体制は静かに崩れる。
革命は叫びではない。
尊厳の徹底だ。
宇宙生命尊厳思想、ここに宣言する。
作品名:『体制へ、宣戦布告』 作家名:タカーシャン



