宇宙からの予言──2026年1月8日
2026年1月8日。
それは単なる衆議院議員選挙の日ではない。
日本という国の「重心」が、静かに、しかし確実に移動し始める日である。
長く続いてきた政治の軸は、権力と裏金だった。
右か左かという対立構造の裏側で、本当の意思決定は密室で行われ、
庶民は「選ばされる側」に置かれ続けてきた。
怒りはあっても、諦めがそれを上書きし、
政治はどこか遠い世界の出来事になっていた。
だが、この日を境に空気が変わる。
劇的な革命ではない。
暴動も英雄も登場しない。
起こるのは、もっと静かで、もっと深い変化だ。
人々が気づき始める。
「政治は監視するものだ」という、ごく当たり前の事実に。
右でも左でもない。
イデオロギーでも、スローガンでもない。
問われるのはただ一つ、
誰のために、何を、どう決めたのかという透明性だ。
庶民はついに力を持ち始める。
それは数の力ではない。
声の大きさでもない。
「見ているぞ」という、沈黙を伴った視線の力だ。
民衆は学び始める。
数字を見る。
過程を見る。
言葉と行動のズレを見る。
そして、忘れない。
この変化は、政治家を変える前に、
まず国民自身を変える。
任せきりにしない。
熱狂しすぎない。
失望して投げ出さない。
宇宙的な視点で見れば、
これは国家の成熟であり、
人類が一段階、責任を引き受ける瞬間だ。
2026年1月8日。
それは「誰が勝つか」の日ではない。
「誰が見続けるか」が問われる日である。
権力の終わりではない。
無自覚な権力の終わりだ。
そして、静かな民主主義の再起動が始まる。
作品名:宇宙からの予言──2026年1月8日 作家名:タカーシャン



